●成功する店、しない店
FC加盟店に加盟すると、経営を任されます。起業した会社ではありませんから、FC本部の持つ商標や販売・経営のノウハウ、
パッケージなどを与えられて、実際の営業が始まります。事業経験がなくても比較的容易に始められるのがメリットですが、
独自性が打ち出しにくいというデメリットがあるともいわれます。
しかし、FC加盟店にも成功する店と失敗する店があります。その差はいったい何なのでしょうか?
●成功するFC加盟店とは
まず、経営意識の高低です。売上を高めるにはどうすれば良いか?経費を削減するにはどうすれば良いか?ということを常に追求し安易に妥協していない経営者であることです。また、経営に関する書籍やセミナーなどから、積極的に情報を得ており、意欲が旺盛であること。
さらに 熱意をもって従業員に接していることです。その結果、従業員が経営者のために自発的に協力してくれます。そして、スキルの高い幹部職員を育てていることです。
●加盟店オリジナルの仕組化も必要
また、FC本部の持つ商標や販売・経営のノウハウ、パッケージを与えられるからといって、何もかも本部のマニュアルどおりではうまくいかないこともあります。実際の店舗では想定外のさまざまなことが起こるからです。そこで、経営者は、経営効率を考え、ミスや失敗、損益がないように、オリジナルの仕組を作っておくことが大事です。